保育園ブログ
ドキドキしながら皆で引き渡し訓練を頑張りました。
28年前の今日は阪神淡路大震災がありました。
災害が多くなってきた昨今、石山くじら小規模保育園でも緊急時や災害時を想定して、毎月避難訓練をしています。
今日は実際の動きを確認しながら、「もしも」の時に備えての引き渡し訓練を行ないました。
保育園にいる時に大きな地震が起きたという想定で、園を出て安全な避難先まで避難すること、
また避難先まで迎えに来てくれた保護者の方に子どもを引き渡すまでの訓練をしました。
「なんだかグラグラしてるよ。地震がきた!」
「みんな先生の傍に来て!」の言葉に、ままごとをしていた子も絵本を読んでいた子も、
びっくりしながらも保育者の周りに集まりました。
「このまま保育園にいると危険なので広くて安全な場所に避難します。」と話し皆で避難しました。
いつもの避難訓練と違う様子を感じて子ども達からドキドキと鼓動が聞こえてくるようでした。
みんなで避難先に集まり、保護者の方々が迎えに来られるのを待ちます。
「私のお母さんは次かな?」「次は僕のお父さんかな?」と、お迎えの順番を心待ちにしていた子ども達。
保護者の方が到着されると喜び、安心しきった様子でした。
災害が起こった時、人は大きな不安から時にはパニックをおこしてしまいます。
混乱もなく無事に全員の引き渡しが終わり、それぞれに親子で帰っていく後ろ姿を見ていると、
緊急時に向けて備えることの大切さを改めて感じました。
一人一人が災害についての取り組みを考える機会になればと思います。
ご協力ありがとうございました。